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丸園・釜炒り茶体験   浦和経済新聞に掲載されました

2023年6月4日に開催された「釜炒り茶体験 本格コース」の様子を掲載頂きました。

参加の皆様も汗を搔きながらの茶摘みの後に、鉄釜での釜炒りです。この日の茶葉の状況から、釜炒りの温度は本来の300度ではなく260度で釜炒りを始めました。

茶葉内の水分を均一にする一番炒りでの釜温設定は、完成物の仕上がりに大きく影響をするために、とても神経を使います。参加の皆様に釜炒りに効果的な幾つもの手の動きもチャレンジ頂き、揉捻→二番・三番・四番炒りを通じて、良い仕上がりにたどり着くことができました。


ビジネスで中国茶を販売されておられる方、ご自身でも釜炒り茶を作ろうとされておられる方、お茶の精製方法を調べておられる方、純粋に日ごろは味わうことができない、出来立ての釜炒り茶の味を愉しみたい方等々、多くの方に参加を頂きました。


体験の冒頭、参加者の自己紹介の時間に、皆様のご関心がどこにあるかを確認したうえで進行をさせて頂きましたので、皆様のご関心毎に応えられたと思います。

12時50分に集合頂き、18時の終了まで、お互いに協力をしながら熱心にご参加を頂きました皆様に、スタッフ一同、あらためて感謝申し上げます。

今回の体験にもご参加を頂き、リアルな記事に纏めて頂きました福田様にも感謝致しております。


日本での釜炒り茶は、戦国時代・加藤清正公の朝鮮出兵からの引き上げと共に来日した朝鮮釜炒職人が熊本城周辺で産業化したことに始まったと言われています。長い時を経て、さいたま市でもこのように釜炒り茶を通じて、地場(さいたま市緑区)の茶葉を使い、歴史を感じることのできる味を愉しめる機会をこれからも提供させていただきたいと思います。







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