3月9日、明治大学の留学生さんが、盆栽づくりと丸園の圃場見学を通じて、農村文化の学習でお越し頂きました。江戸時代の明暦の大火(1657年)後に、大名屋敷や江戸の街の復興、復興後に鉢植えが庶民に広がったこと、それが安行盆栽の始まりで、後に私の地元である旧野田村(現さいたま市緑区)にも植木や盆栽苗の生産が伝播したことなど、歴史的なアウトラインも紹介させて頂きました。
盆栽づくりでは、参加の皆様は同じテーブルの人とディスカッションしながら進める人、黙々と進める人、進め方はそれぞれですが、愉しんでいただけたと思います。
盆栽完成後の写真撮影では、皆様、お互いの作品を褒め合い、盛り上がった時間になりました。
また、盆栽づくりの後は短時間でしたが、都心に近い場所の農業者が抱える課題についても共有させて頂き、また、丸園の圃場も見学を頂きました。
《盆栽づくりの感想》
アパートでの新しい友達ができた感じで、一人の時間も愉しめる要素が増えた。
これから盆栽が季節に合わせてどんな変化をするのか、楽しみである。
最初は難しかったが、結果としてはとても納得いく作品ができた。
自身の部屋に置く盆栽に対して、心地よい責任を感じる。
今回の体験はとても有意義で、自分の国に帰っても取り組んでみたい。
終わってみると、とてもリラックスでき、セラピーを受けた感じだ。
植物には少し苦手感があったのだが、今回の体験をきっかけに、克服できそうな気がする。
とってもかわいい盆栽を自分でつくれたことが嬉しい。










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